js-STARの教科書 XR+対応版 #32 〜7.多変量解析(2) 相関係数の計算と検定
7.4 相関係数の計算と検定
相関係数とは、2種類のデータの関係を示す指標です。
正と負の方向と-1~+1までの強さによって2つのデータの関係性を表します。
■画面構成
<データ入力エリア>
テキストエリアレイアウトです。半角スペース、カンマ、TAB のいずれかで区切られた数値データをデータ入力エリアに入力します。キーボードからの直接入力も可能ですが、表計算ソフトなどからの貼り付けが簡単です。
<Rオプション>
Rプログラムのオプションを指定します。
<結果エリア>
分析結果が出力されます。結果エリア上部には、【保存】【コピー】【消去】【タブ変換】のメニューがあります。このエリアの下部には、Rプログラムエリアがあります。
■使い方
表計算ソフトなどにあらかじめ分析用のデータが入力されているとします。
0. 手法【相関係数計算】を選択します。
1. 「データ行列(参加者×変数)」のテキストエリアにデータをコピペします。
2. 【計算!】をクリックして計算結果を出力します。
3. 結果を保存します。
■ダイヤグラムの活用
変数がたくさんあると変数同士の組み合わせも多くなるため、変数間の関係がわかりにくくなります。ダイヤグラムは変数間の相関関係を視覚的に確認するのに役立ちます。
1. 【計算!】をクリックして計算結果を出力します。
2. 「タブメニュー」から【ダイヤグラム】を選択します。
3. 番号の設定を変更します。
4. 【保存】ボタンをクリックします。
→ Dia.pngというファイル名で保存されます。
補足:
番号=0の場合、全ての変数について赤(相関係数:正)・青(相関係数:負)で線を描画します。
0以外の場合、設定した番号と相関関係にある変数のみ赤・青で、それ以外はグレーで描画します。
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